現在PS4ではSummerSale実施中(8/18まで)なので、対象商品で最近プレイしたデジモンワールドシリーズの『ネクストオーダー』について、感想・レビューをしていきたいと思います。
私は、昔デジモンのアニメを見ており、ゲームではデジモンストーリーシリーズの「サイバースルゥース」「サンバースト」辺りをプレイしたことがあり、アプリの「リアライズ」はプレイしておりません。コンテンツを常に追っている訳ではないので『エンジョイ勢』の意見として、参考にしてもらえると幸いです。
概要
『デジモンワールド -next 0rder-』は、バンダイナムコエンターテインメントより2016年3月17日に発売されたPlayStationVita用ゲームソフトです。
今回紹介する『デジモンワールド -next 0rder- INTERNATIONAL EDITION』は上記作品の海外版発売に合わせ、改修されたバージョンになります。2017年2月16日にPlayStation4版で発売されました。公式サイトはこちら
価格は当初6,800円(税抜き)だったのが、2018/4/19より3,800円(税抜き)となっております。(SummerSaleでさらに40%OFF)
レビュー
基本的なこと
今作はワールドシリーズ初の2体同時育成となっております。
デジモンの世代は幼年期Ⅰ・Ⅱ、成長期、成熟期、完全体、究極体、超究極体(ジョグレス進化のみ)となっております。
ワールドシリーズということもあり”寿命”があります。寿命が尽きても、幼年期Ⅰに転生するのでご安心下さい。今作は2体同時育成ということで、寿命に差が出てしまいますが、低い世代のパートナーにはボーナスが付いて能力が上がりやすく、早く進化しやすくなる仕様もあります。寿命を延ばしたり、縮めたりできるので、世代も合わせやすいです。(延ばすのは大変です。)
ストーリーを進めるだけでなく、繁栄度(デジモンを集める)を高めることで、便利な施設が利用できるようになり攻略がよりスムーズになります。
バトル
基本的にAIが自動で行ってくれます。ターン性ではなく、素早さに依存して速いデジモン程多く行動を行います。
主人公(以下テイマー)は、戦闘中アイテムを使用したり、オーダーポイント(以下OP)を消費して技やガードの指示ができます。
バトル面で物足りなく感じた点は、必殺技のカットインがショボい点です。各デジモンに一つ必殺技がありOPを消費して、使用できるのですがまぁショボいです(笑) 気になる方はYouTubeなどで検索して見て下さいと言いたいのですが、あまりヒットしませんでした(笑)
時間
ゲーム内の1分が、現実世界の1秒にあたります。時間が進むのは、ゲームプレイ中のみなのでご安心下さい。ゲーム内で一日が過ぎると、デジモンは一歳年を重ねます。ストーリー進行中はとくに時間の経過が早く感じると思います。残念なのは走れないことです。マップを探索しようにも移動が遅いので、すぐに一日が経ってしまいます。
ゲーム難易度にも関連しますが、寿命が尽きてしまうと転生し能力値が下がるので、ある程度進化させないとストーリー進行が難しくなります。(転生することで能力にボーナスが付くので、進化させれば前回より強くなります。)
デジモンの種類
今作では232種類のデジモンが登場しております。これを多いと思うか、少ないと思うかどうでしょうか?個人的には少ないと感じますね。ただ歴代のデジモンゲームでもだいたい200前後な印象なので、技術的に難しいのか気になるところです。(進化先が複数分岐するから?)
ちなみに
- 幼年期Ⅰ:11種類
- 幼年期Ⅱ:11種類
- 成長期:36種類
- 成熟期:53種類
- 完全体:45種類
- 究極体:62?種類
- 超究極体:14?種類
となっております。(数え間違えてたらすみません。) 最終的に超究極体を目指すのでもう20種類は欲しいかなぁと思います。
また亜種の数も多めですね。デジモンの代表でもあるアグモンですと、アグモン(黒)、ユキアグモンの3種類。トイアグモン系統も含めると、トイアグモン(黒)、クリアアグモンの3種類、計6種類となります。成長期のアグモン系統だけで6/36ですから、やはり全体の数をもう少し増やして欲しいかなぁと思います。
デジモンの進化
進化に関しては、満足だと感じました。今作では幼年期Ⅱから進化先が分岐となるのですが、条件を満たし進化先が複数選べる場合には、正統進化(あまり良い言い方ではないのですが)が優先されます。ストーリーを進めると、進化先をブロックできるので、狙ったデジモンに進化を絞ることもできます。
ジョグレス進化に関しては、ストーリーを進めるとできるようになり、片方のパートナーを進化させ、もう片方は一世代前に戻る仕様となります。こちらも施設を発展させるとEXジョグレスが解放され、街にいるデジモンのデータを利用しジョグレス進化をすることで、パートナーデジモンを退化させずにすみます。これによって、好きなデジモンの組み合わせで育成できるので良いシステムだと思います。
ボリューム
改修前は物足りない評価もチラホラ見ましたが、今作に改修後は十分なボリュームだと感じました。
ストーリーのクリアにたしか45時間程、ラスボス撃破に75時間程の時間を費やしました。一つのゲームでこれだけ遊べれば満足だと私は思います。まだデジモン図鑑のコンプリートができていませんので、時間があればやりたいと思います。
しいて言うなら、ストーリーを進める際に、お使いクエストがあるのですが、やや多いかなと思いました。足がもう少し速ければ、走れれば…と感じますね。
難易度
基本的にバトルでの敵の強さですが、こちらは高めですね。前作は簡単すぎたようで、バランス調整されたようですが。
イージーとノーマル(クリア後にハード解放)がありますが、評価を調べる中で難しいと聞いたので、イージーで進めたのですがそれでも苦戦しました。
戦闘では強化アイテム(効果重複)と回復アイテムを多用します。ストーリー攻略では、ExEというコマンドがあり、究極体であれば2体のデジモンが戦闘中のみ超究極体になり、戦闘が楽になります。このExEは一日一回の条件があり、これに頼るとデジモンの寿命もあるので、攻略にやや時間がかかるかなと思います。
戦闘で苦戦しないよう能力を鍛えるには、基本的に
- トレーニング(ゲーム内時間を消費)
- 戦闘(リアル時間を消費)
の2つになります。戦闘での能力上げが効率的です。戦闘中はゲーム内時間が消費されないので、代わりにリアル時間が消費されます(笑) 進化条件に戦闘回数も必要な場合があるので、避けては通れないのですがハマっている時は気付いたらもうこんな時間ということがあります(笑)
終わりに
いかがだったでしょうか。「この点はどうですか?」などあれば加筆しますので、コメント頂ければと思います。結構マイナス点も挙げたかもしれませんが、痒いところに手が届かないといった感じで、次回作で改善して頂ければ大満足ですね。今の価格でこのボリュームで遊べれば満足だと思います。
Amazonのレビューでは現時点で★★★★☆となっており、評価も悪くないかなと思います。
デジモン最新作の発売予定ゲーム「デジモンサヴァイブ」はシュミレーションRPGということもあり、ワールドやストーリーとは異なるジャンルですので、デジモンのゲームを遊びたい!と思う方には、オススメの1本となっております。私はSummerSaleで「ハッカーズメモリー」を購入しましたので、こちらを今からやりたいと思います(●´ω`●)ではノシ
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