火力は低いが厄介なスロウ・凍結能力を持つ。氷の壁にて敵を分断し人数差を作り出せるテクニカルなヒーローである。
※最近あまり追えてないので、細かい数値など古い情報のままかもしれません。すみません。
2024/06/21パッチ(公式リンク)※シーズン11開始時
開発者コメント
メイの強力かつ生存能力を大幅に高めるアビリティを考慮して、チームでは、メイの継続ダメージ量をダメージヒーローの中でも特に抑えています。ですが今回は、アイシクル(サブ攻撃)を正確に狙った際のメリットを明確にするべく、以前よりもアイシクルを継続的に当てづらくした一方でそのダメージ量を増やしました。
凍結ブラスター
- サブ攻撃の投射物の基本サイズが0.15メートルから0.12メートルに縮小
- サブ攻撃のダメージが75から85に増加
特徴
メイ(Mei)
ダメージロール(元ディフェンス)
★★★★:高い
★★★☆:やや高い
★★☆☆:やや低い
★☆☆☆:低い
HP:300
火力:★★☆☆ スロウ
機動力:★★☆☆ 氷壁で高台登れる
耐久性:★★★★ 無敵,壁生成
汎用性:★★☆☆ ロールキューで刺さりやすく
適正距離:近(~中)距離
対空性能:★☆☆☆ エイム次第
ウルトの強さ:★★★★ 範囲スロウ・凍結
初心者オススメ度:★★☆☆ 性能に癖がある
アビリティ
凍結ブラスター
- 弾数:140
- リロード:1.5s
凍結ブラスター(スプレー):ビーム系統
- ダメージ:100/s
- 消費弾数:20/s
- ヘッドショット:なし
- スロー効果:即座に-30%
一定値蓄積で-65%/1.5s※0.6s後効果が切れる - 射程:10m
凍結持続時間:1.3s
メイン射撃:スロウ・凍結効果のあるスプレーを吹き付ける。凍結させることができれば、後述するつららヘッショ+殴り(メレー)でダメージ、サポートをほぼ確殺できる→OW2で凍結効果が削除されました。
ビーム系統のため、木の葉返し、DM、グラスプなどで防ぐことができない。
複数の敵に当たるため、集団戦でも効果的。
ウェーブを制し残党を狩る際、スプレーを吹き続け敵が集まるギリギリまで生かす使い方もある。こうすることで敵のリスポーンを遅らせグループアップを遅らせることができる。メックを剥がしたDvaの中身など逃げるアビリティがなく勝ちきれる相手ならやってみよう。
凍結ブラスター(つらら):プロジェクタイル
- 消費弾数:10/1発
- ダメージ:85(距離減衰:なし)
- ヘッドショット:あり
- 基本サイズ:0.12メートル
凍結状態の敵に対し、サブ攻撃は40%の追加ダメージ
サブ射撃:ツララを発射する。
発射までラグがあり偏差撃ちも要するため扱いが難しい。
主にスプレーからのキル、接敵する前のウルト貯め・牽制、キル速度が求められる時に用いる。
凍結中に威力が上昇するので、メイン→サブでキルに繋げていこう。
アイス・ウォール
- CT:12s
- 効果時間:5s
- 耐久値:柱1つ250 計5本
- 自壊:可能(デス時もできるように)
- 射程:20m
指定した位置に氷の壁を生成する。ハルトを泣かせてきた極悪スキル。
ボタンを再度押すことで生成する向きを縦・横に切り替えることができる。
オリーサらの盾と違い、互いの攻撃を塞ぎ通ることもできない。もし邪魔な壁を作ってしまった場合はもう1度ボタンを押すことで壁を壊すことができる。
基本的には敵の前衛と後衛を分断し、人数差を作りフォーカスしキルに繋げる。また遠くにいるスナイパーの斜線を塞ぐのも効果的。
【Orisa Hog】環境時はストップ+フックを壁で塞ぎ守ることができアンチとして採用された。攻めでピックする時は、壁で射線を切り敵に見られず安全に距離を詰めることができる。
壁を足元に出すとメイが氷の上に乗るので、それを利用して高台に登ったり逃げたりすることもできる。
クリオフリーズ
- 持続時間:4s
- 体力回復:62.5/s 最大250
- 弾薬回復:15/s 最大60
- CT:12s
自身を凍らせて動けなくなるが無敵状態になり自己回復もする。
自己回復として使うとその間に囲まれるので、回復用としてはあくまで最終手段である。
基本的にはスタンなど強力なアビリティを無効化し、敵の計算を狂わせ返り討ちにしたい。
ザリアのバリア同様、アナの阻害効果をリセットできる。
発動中味方の視線を遮り、味方の攻撃を通さなくなった。
ブリザード【ULT】
- ダメージ:DPS20 最大85
- 効果時間:4.25s
- スロウ効果:-50~最大-70%
- 範囲:半径10m
- 発動にかかる時間:0.4秒
ドローンを前方に投げ、円上広範囲にスプレーを噴射して範囲内の敵をスロウ・凍結される。発動からラグ(0.4s)があるが、一度凍ると長時間の間凍結させる強力なウルトである。
ラグがあるのと範囲外から出られると意味がないので、壁を併用しつつ使う場所を見極めよう。
足元に使うことで発動までのラグを最小限にできる。
凍るまでの間、安全のためクリオフリーズを使うのも有効。また範囲内の敵をスプレーすることでより早く凍結させることができる。
ドローンをDM、グラスプ、槍回しで消されたり、木の葉返しで返される可能性もあるので気をつけよう。ソンブラのEMPでも無効化されるようになった。
立ち回り
火力面では普通に撃ち合うと当たり負ける。なので壁を使い、敵を分断し有利な状況を作り出すのが主な戦術となる。
中・遠距離ではつららで火力を出し、壁で被弾を減らし、接敵したらスプレーでスロウさせフォーカスする。
元ディフェンスロールということもあり、攻めよりは防衛の方が地の利を生かしやすく立ち回りやすい。
防衛のオーバータイムなど時間を稼ぎたい時、クリオフリーズ後→足場に即壁を出して逃げたり、角であればさらに身を隠すことができ非常に厄介。そのような場面ではピックし諦めずにできることをしよう。
相性の良い味方
タンクロールなら
・ラインハルト、ザリア、JQ、ラマットラ【Rush】
壁で安全に接敵し得意な近距離戦に持ち込むことができる。とくにハルトは壁があることでロングチャージとならずキルに繋げやすくなる。連携がいるが壁で敵の視線を切り、壁解除と同時にシャターを撃ちこむコンボもある。
・ロードホッグ
フックで吊ったタンクを壁で逃さずキルに繋げれる。ホッグの分前線が薄くなるので、壁を活かし疑似タンクの役割ができる。
ダメージロールなら
・リーパー
互いに近距離を得意とし、スロウ・凍結させた敵をリーパーが狩り取る相性が良い並び。
・キャスディ【Rush】
ラッシュ適正が高く、メイの苦手な対空性能も高い。
・ヒットスキャンなど対空が得意なヒーロー
当てる人は当てるがメイの滞空性能は高いとは言えないので弱点を補える。
・ハンゾー【Poke】
敵を接敵させないよう中距離で圧をかけていく。OW1ハンゾウ環境時
サポートロールなら
・ルシオ【Rush】
スピブで接敵し、得意な近距離戦に持ち込め素早くフォーカスできる。
・バティスト
固まって動く味方の回復が得意で、対空性能も高い。
対処法・アンチピック
クリオフリーズ後はフォーカスを合わせ、逃がさないようにしよう。スプレー→つららコンボを逃げれない時は後ろを向こう。ヒットボックスが小さくなりヘッショが免れる可能性が上がる。
タンクロールなら
・オリーサ【Poke】
近づかせないのが一番の対策。タンクは機動力がないので分断されないように気をつけよう。オリーサならフォーティファイとウルトでブリザードの凍結を耐えることもできる。
・D.va
【Orisa Hog】環境時、アンチメイとしてホグの代用として起用された。
正直、タンクでメイは厳しい。凍らされる前にブースターで逃げよう。ブリザードをDMで消せるgod!
1タンク化で前線を張ることが増え、昔より対メイ性能は下がった印象。
・ザリア
凍結した味方をバリアで即解除できる。自身もバリアで守れる。分断されたら終わりだが、これはどのヒーローにも言える(タンクは本当に厳しい)
ダメージロールなら
・ファラ、エコー
対空が苦手なメイに壁を無視して、一方的に火力を出せる。
・リーパー
ミラーとなりやすいOWLでアンチメイとしてピックされる。レイスで逃げやすいのが大きなポイント。壁で逃げ道を塞がれないよう注意しよう。
・ハンゾー250族のメイをヘッショで確キルできる。ウィドウと異なり、縦・横の細かく動け、壁での射線切りに対処しやすい。
・ジャンクラット
マップにもよるが中距離から圧をかけられ壁の破壊も早い。スプレーに触れたらマインで離脱し凍結されないようにしよう。クリオフリーズ中に罠を仕掛け逃がさずキルできる。
・ソンブラ
ハックできればメイを逃がさずキルに繋げられる。後手に回ると味方が不利になるので練度が問われる。敵にソンブラがいる時は、周りにスプレーを撒くとステルスを解除できることも(当たる範囲まで近づかないと思いますが余裕がある時に)
サポートロールなら
・バティスト
分断された味方をジャンプで壁を無視しカバーできる。壁に芋を投げると飛んでいくので気をつけよう。ブリザードを発動されたら、まずジャンプしよう。そのジャンプで芋が使える時間を確保できるかもしれない。
メイ視点では芋を壁に埋めることで無効化できることを覚えておこう。
・ルシオ
スプレー→つららでキルされそうな味方をブープで助けられる。スピブを活かし味方全体をカバーしやすい。
・ゼニヤッタ
ブルザードを虹彩で耐える。
・ライフウィーバー
壁で分断された味方をペダル→グリップで救出しラッシュをいなす。
・モイラ
フェードで凍結から逃げれる。
総評
【Goats】環境時、【Snows】として派生することもあったが、ロールキュー実装以降よりピック率が上昇した(得意なタンクが必ずいるため)
OWLでの採用が増えナーフが続き、合わせてエコーの実装、アッシュ台頭でメイの採用率はやや下火である。
OW2でメインの凍結が削除され、理不尽さは減少しました。タンクが1枠減ったので、疑似タンクとしてピックされるかなと思いましたが、予想以上に活躍しませんでした(ソジョーン強すぎる。)
関連項目
主に使用される構成
- 【Rush Comp】
- 【ポーク/Poke】
- 【Death Ball】
- 【Double protect】(222)
- 【Orisa Dva(Anti Mei)】
- 【Turtle】(222)
- 【The Snows】(213)
など
参考になる有名なプレイヤー
- Jardio
など
過去のバランス調整(OW2~)
- 2023/2/7パッチ(公式リンク)※シーズン3開始時
- 2023/3/7パッチ(公式リンク)※シーズン3中盤
- 2023/6/14パッチ(公式リンク)※シーズン5開始時
- 2023/6/28パッチ(公式リンク)※シーズン5序盤1回目
- 2023/9/7パッチ(公式リンク)※シーズン6二回目
- 2023/10/10パッチ(公式リンク)※シーズン7開始時
- 2023/11/1パッチ(公式リンク)※シーズン7一回目
- 2023/12/6パッチ(公式リンク)※シーズン8開始時
- 2024/2/14パッチ(公式リンク)※シーズン9開始時
- 2024/3/13パッチ(公式リンク)※シーズン9中盤2回目
- 2024/06/21パッチ(公式リンク)※シーズン11開始時
過去のアビリティ
ディープ・チル【パッシブ】※削除
メイン攻撃で敵に連続でダメージを与えると、移動速度を大幅に低下させる。その状態でサブ射撃、近接(メレー)を命中させるとボーナスダメージを与える。
メイン射撃(スプレー)
- スロー効果:-30~-40%
一定値蓄積で-65%/1.5s
サブ射撃(つらら)、近接(メレー)
- 凍結状態の敵に対し、サブ攻撃は40%の追加ダメージ
※2023/6/14パッチ(公式リンク)に武器の性能に調整が入りました。
※2023/10/10パッチ(公式リンク)※シーズン7開始時に削除されました。
開発者コメント
〈ディープ・チル〉のワンツーコンボは、ヒーロー・マスターをより面白いものにするという意味でも気に入っていました。しかし、実際には、相手側のクラウドコントロールの負担が増えてしまい、メイの戦闘効率も下がってしまいました。遅延効果をさらに上げたり、コンボの累積ダメージを上げたりしてしまうと、相手プレイヤーにさらにストレスを与えてしまう可能性があるため、〈ディープ・チル〉をパッシブに追加する前の状態に戻すことにしました