【OW2】ゼニヤッタの特徴と立ち回り、対処法【オーバーウォッチ2】

機動力耐久こそ皆無ながらサポートとは思えないほどの高い火力を持ち、相手のウルトをほぼ完封できる強力な心頭滅却をウルトに持つサポートヒーローである。

※最近あまり追えてないので、細かい数値など古い情報のままかもしれません。すみません。

開発者コメント
移動速度をブーストできる手段が増えた今、移動速度が遅く脆弱なゼニヤッタ(と、ポーク寄りのチーム編成)の脅威度は以前よりも減りました。以前、ゼニヤッタのライフを増やすことでこの問題に対処しようとしたところ別の問題が発生したので、今回は紙装甲そのままに攻撃力を上げる形で対策を取りたいと思います。ダメージ量が増えた分、キルに必要な〈破壊のオーブ〉のショット数は、これまでよりも少なくなるはずです。

破壊のオーブ

  • ダメージが48から50に増加

不和のオーブ

  • ターゲットごとのクールダウンが7秒から6秒に短縮

特徴

ゼニヤッタ(ZENYATTA)
サポートロール(サブヒーラー)

★★★★:高い
★★★☆:やや高い
★★☆☆:やや低い
★☆☆☆:低い

HP:250(ヘルス75、シールド175)
火力:★★★★ 単体与ダメージ↑
機動力:★☆☆☆
回復力:★☆☆☆ 中距離単体
耐久性:★☆☆☆ ノックバック強の近接あり
汎用性:★★☆☆
適正距離:中~遠距離
対空性能:★★★★ 与ダメ↑
ウルトの強さ:★★★★ 無敵+高回復
初心者オススメ度:★★☆☆ エイム力要す,味方負担大

アビリティ

破壊のオーブ:プロジェクタイル

  • ダメージ:50
  • フルチャージダメージ:240
  • ヘッドショット:あり
  • 装填数:25
  • 弾速:90
  • リロード:1.5?s
  • チャージ速度:オーブ毎に0.5?s
  • 連射速度:9発/s

身に着けているオーブを飛ばし攻撃する。
メイン射撃は単発、サブ射撃はチャージして最大5発ほぼ同時に単発より速い弾速で飛ばせる。

距離減衰がないため、タレットは積極的に壊そう。

チャージ中は調和、不和が付け変えれないため基本的には単発で攻撃しよう。

接敵していない状況で長距離の敵を狙ったり、フランカーが近づいてくる直前の自衛として、ファラを狙うときなどにチャージを用いよう。

リロードこそ遅いが弾速、射程距離に優れサポートロールの中では不和と相まって屈指の火力を誇る。
自衛できるアビリティこそないもののエイム力次第で返討ちにすることも。

後述する不和はメイン攻撃の後に敵に付けよう。不和のモーションによりメイン攻撃のモーションがキャンセルされ瞬間火力が上昇する。
※不和と破壊のオーブの弾速が同じになったため、メイン→不和で差し込む流れはできなくなりました。

調和のオーブ

  • 回復力:30/s?
  • 弾速:90
  • 射線内にいないターゲットへの効果時間:5s

味方に回復するオーブを付与する。

対象の1人しか回復できないが、射線が通れば自由に付け替えが可能。

回復量は少ないが射線が通る範囲の味方を回復できるため、ダイブ構成で使用されるゲンジ、トレーサー、ウィンストン、D.vaなど高機動で前線で戦う味方と相性が良い。

ファラを狙う際アナでは味方の回復が疎かになるが、調和なら付けておくだけで回復できるため対ファラの性能が高い。

不和のオーブ

  • ダメージ:1.25倍?
  • 弾速:90
  • 射程:40m
  • 射線内にいないターゲットへの効果時間:1.5s
  • 効果が切れた後6秒間は同じターゲットへの再付与不可

敵に被ダメージ増加のオーブを付与する。

敵1人に対して味方全員の攻撃力が上げるので、自分が狙う敵に付与するよりも味方と交戦してる敵にしばらく付与する方が効果的である。

自身が攻撃されている時は、その敵に付与して味方とフォーカス合わせて返討ちにしよう。

ファラに付与することで、味方も落としやすくなるため状況にもよるが不和を付けていこう。

スナップ・キック【パッシブ】

  • 近接(メレー)の威力が+50%:ダメージ60?
  • ノックバックが増加

ネタのような強化を貰いました(笑)が油断できません。

ウィンストンやゲンジなどに接敵されたら、キックをお見舞いしノックバックさせましょう。

メインヘッショ(98?)+キック(60)=158とトレーサーを瀕死に追いやれます。

ノックバックも大きいので環境キルを狙いたいですが、相手は警戒し安易に近づかないので狙い過ぎないようにしましょう。自分の立ち回りを逆に制限してしまいますし、逃げスキルのないゼニはリスクも大きいです。

心頭滅却【ULT】

  • 回復力:300/s
  • 移動速度:+100%
  • 範囲:半径10m
  • 持続時間:6s(その間無敵)

攻撃できなくなるが、周囲の味方を超回復する非常に強力なウルト。

基本的に敵のウルトのカウンターで発動するが、ほぼ効果のないウルトもあるので注意。

例:デッドアイ、RIPタイヤ、自爆、パルスボム、ナノ龍剣など超火力のアビリティはダメージ>回復力となり守り切れない。
またアナの阻害瓶JQのウルトを合わせられると回復できなくなる。

自爆の爆破時にジャンプを行うことで、高台に登ることもできる。有利なポジション取りに覚えておこう。

仲間に大ダメージが当たらないよう立ち回ることもできる。
チャージなら引き受ける。
自爆なら味方に当たらぬよう肉壁になる。
デッドアイならマクリーの目の前で射線を強引に塞ぐなど。
ウルトの残り時間、立ち位置などを考慮して判断しよう。

敵のグラビトンサージには相性が良いため合わせて発動しカウンターしよう。

アースシャタ―にも合わせたいが、自身がくらっては発動できないので射線に注意し立ち回ろう。

マインフィールドを壊す際は、味方が爆破ダメージに巻き込まれるので注意しよう。

EMPに反応し直前に反応できるようになったら上級者と言えるだろう。相手が上手いソンブラだとロケーターを陣地に投げるを繰り返し牽制してくるが、これの対処は非常に困難であるため他の場面で使っていくことも考えよう。

・ワークショップ
コード:PS3P4

ゼニヤッタでEMPに虹彩をカウンターする練習ができます。
※チーム2に”HARD”のソンブラを追加してください。

その他、自身やメインタンクがやられそうな時は状況にもよるが、使わずにデスするよりは発動したほうが良いと考える。
その方が前線を維持できより長い時間を稼ぐことができるためである。この判断は難しいところである。
(明らかにこちらが人数差で有利な時などはリスポーン時間を想定して使わないなどの判断も必要。)

基本的な立ち回り

前線にいるフランカーらに調和を、優先的に落としたいサポート、最前線のタンク、火力出しているDPSに不和を付与する。

自身は全体を見渡せ射線が通りづらい高台などの後方に位置すると良い。

回復力が低いため、タンクよりはメインヒーラーとメインヒーラーが回復しづらいDPSらを見るようにしよう。

そのため、メインヒーラーの回復しにくいフランカーなどとは相性が良い。

また、回復力の低さから長期戦は不向きである。高い火力を活かし火力差で優位に立とう。盾割りだけでなく、時には側面を取り1ピック取る必要もある(キルしきれず逆に先落ちするようなことはないようにしましょう)

ダメージ、サポートを落とすのも大事だが強力なカウンターウルトとなるため、タンクを狙い素早くウルトを貯めるのも効果的である。(パッシブ:タンクでウルトを溜めにくくなったので注意)

ウルトが溜まった際は、発動して回復が間に合うようにやや前線に近づく、すぐ巻き込める位置を取ろう。

相性の良い味方

タンクロールなら
・オリーサ、シグマ【Poke】
中・遠距離から圧をかけ接敵を許さない。盾が厚いので回復力の低さを補える

・ウィンストン、D.Va、ハモンド、ドゥームフィスト【Dive】
タンクを無視できなくさせれるので、火力貢献しやすい。フランカーの回復も容易である。

ダメージロールなら
・ゲンジ、ソンブラなどのフランカー
素早いフランカーの回復が容易で、ヘイトを買っている間に火力貢献しやすい。機動力があるので不和の付いた敵を直接狙いやすい。

・ファラ、エコー
不和を付けた敵を盾を無視し攻撃できる。滞空しても回復が容易。

・キャスディ
中・遠距離から圧をだせ、苦手なフランカーに強い(フラバンリワークで弱体化)

・トレーサー、ソルジャー76、リーパー
自己完結しており回復力の低さを補える。

サポートロールなら
回復力が低いのでメインヒーラーを合わせると安定感が出る。サブを合わせる場合は、長期戦は不利なので前のめりに攻めよう。

バティスト【Poke】
ゼニと合わせ盾割りが強く、範囲回復できるが、互いにフランカーに強いとは言えない。

・キリコ(霧子)
鈴で阻害を無効化できるので虹彩の安定感が増すなどウルト相性が抜群。フランカーが苦手なので注意。お狐様で高火力ゼニが無双。

・モイラ
回復力が高く、範囲回復ができ、フランカーにも強い。

・アナ
回復力に優れるが自己回復がないため、互いにHPの管理が重要となる

対処法・アンチピック

チャージショット、不和の思わぬダメージに注意しよう。遮蔽物を活かしましょう。

タンクロールなら
【Dive】
機動力がないので、複数でのフォーカスにはなすすべがない。

・ウィンストン
バリアを行き来しつつビリビリするだけ。

・ハモンド
ブープで飛ばされると逃げられない。不和の思わぬ火力には注意しよう。

・ジャンカー・クイーン
接敵できるかが課題だが、ウルトで虹彩を阻害できる。

【Double Protect】
以前ほどではないが、ゼニの射線を抑えウルトも貯めることが困難。こちらが盾薄で相手が2盾だと一方的にやられることも。

ダメージロールなら
・フランカー
機動力を活かしキルしよう。ウルトを吐かせられると良い。

・スナイパー、ソジョーンなどのシューター系
機動力がないので狙いやすい。ウルトを腐らせることも(200族ワンパンで回復無視)

サポートロールなら
アナ
虹彩に阻害瓶を合わせよう。

・ルシオ
機動力を活かしキルしよう。狙ってる間に味方が崩壊しては意味がないのでタイミングには注意。

総評

機動力こそないものの非常に高い性能、唯一と言えるデバフを持つことから実装時から使用率が高かった。

その後、サージの範囲弱体化、高火力環境化で心頭滅却をフォーカスして上から破る戦術が広まったため、一時的に使用率は減少。

しかし、その後台頭した【Goats】構成に採用されるだけでなく、その調整による高火力環境となり自身も火力貢献できるゼニヤッタは依然使用され続けた。

味方依存になりがちなサポートの中では依然エイム力でキャリーできるヒーローのため、エイム力に自信があればピックするとダメージ並みに活躍できる。

その高い火力から無理して前線に出てしまいがちだが、ゼニヤッタは他ヒーラー以上に、生きることで味方に貢献できるサポートヒーローであることを忘れてはいけない。
(人数差ができ残りの敵をキルしたい時などは無理してデスするより味方に任せ良ポジに戻ろう。)

関連項目

KarQによるゼニヤッタ対ヒーロー解説(日本語字幕あり)

主に使用される構成

参考になる有名なプレイヤー

  • JJonak
  • Viol2t
  • FiNN
  • Ultra Violet
  • BOOMBOX
  • Dogman
  • KarQ
  • SLEEPY
    など

過去のバランス調整(OW2~)

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