米大統領選を明日に控え

コロナ

いよいよアメリカ大統領選挙が明日(11/3)となりました。

私は去年ぐらいから投資の勉強を始め、徐々に経済・政治にも興味を持ちました。

私は日本人なので選挙権はないのですが、主に投資をしているのが米国株なので他人事ではいれません。

今回は知識の整理も兼ね米大統領選について触れていきたいと思います。

有利はバイデン氏

現状ではバイデン氏(民主党)がトランプ氏(共和党)より有利となっています。

上記サイトの全国世論調査では11/1 の結果は

バイデン氏:51.1%

トランプ氏:43.9%

バイデン氏が7.2%有利となっています。

10/11 時点で最大10.3%あった差を縮めてもいるとも取れますが。

また再選を賭けた米大統領選の年にはジンクスがあり直近3か月の株価が

上昇すると現職の大統領が再選する。

下落すると現職の大統領は再選しない。

というデータがあり、過去を振り返ると再選を賭けた大統領選の年は12回あり、的中したのは11回、的中率は約91.7%となっています。

また直近3か月で株価が下落したのは5回あり、その内4回的中しており、的中率は80%となっています。

現在の米国を代表する指数の株価は

・NYダウ30種:26501.6

・S&P500指数:3269.96

・NASDAQ:10911.59 となっており、

直近3か月の最安値は

NYダウ30種:26534.38

S&P500指数:3209.45

NASDAQ:10519.49 であり、

NYダウ30種が安値を割っています。米市場は本日のみとなりますで、株価の行方に注目です。

投稿時点にはなりますが、為替のドルは戻しつつあり、

先物のmini・Dow・NQ100・S&P500も上げてますので割らないかもしれません。

米国株式市場に与える影響

バイデン氏が当選した暁には法人税を引き上げるため、さらに株価は下落する公算が大きいです。

また株主は安定を求め、変化を嫌うので政権交代により下がる可能性があります。

しかし、そうした半面長期的な目線では株価は上がる公算があります。

1.大統領選挙翌年のNYダウ平均

過去11回では、上昇が8回、下落が3回でした。また、年間の上昇率は平均約10.5%上昇しています

2.経済支援策

コロナによる経済大打撃を受けてFRBはゼロ金利政策を少なくとも2023年末まで継続し、長期にわたって景気を下支えしていく方針を示しました。

金利が下がれば、企業は融資による負担が減るのでより積極的に融資を借り事業拡大に踏み込めます。

(反対に銀行は融資による利息が減るので中小企業は貸し剥がしのリスクもあります。)

また、景気回復には金融政策と並んで政府の財政出動が必要だと言っています。共和党は1兆8000億ドル、民主党は2兆2000億ドルの追加の経済支援策を行おうとしています。

これが実際に行われれば、お金のばら撒きによる通貨の価値の減少(インフレ)対策として、株や金が買われる可能性が高いです。(超低金利になるので預金してても利息は貰えません。)

懸念点

問題は大統領選が長引くことです。

今回はコロナの影響で郵便投票も行われています。

11/3消印であれば有効となり、開票から結果が出るまでに時間がかかるということです。またトランプは郵便投票では不正の可能性がでるなどの点から反対しています。

政府による追加の経済支援策は互いに妥協せず、決定が長引いております。

大統領選挙後に決まる可能性が大きいことから大統領選が長引けば、国民は支援を受けられず苦しい状況が続きます。そうなれば経済が回復しないだけでなく、株は売られ現金化される可能性が高まります。

今後どうするか

前述した点から短期的には米国株は2番底を目指し下落する可能性がありますが、長期的には上昇する可能性が大きいことから狼狽売りに走らず買いどころを見極めたいですね。

私は損切りして買い直すことを考えはしましたが、冷静に判断するのはとても難しいので買い場を見つけることに集中しようと思います。

まだ投資を始めていない人はチャンスと取らえ、機会損失をしないよう証券口座の開設だけは済ませた方がいいですと思います。

口座開設は時間がかかるので必要だと思った時に遅れないようにしましょう。

私は使い勝手の良さから楽天証券を使用しています。

楽天ポイントの恩恵が大きく、積み立てNISAでポイントが1%付与されるのも大きいですね。

SBI証券も人気ですが使いにくいとも聞きました。Tポイントが欲しい方はSBIでしょうか。

通貨保持の手段としてビットコイン(BTC)も現在注目されており値を上げていますが、これはまたの機会に。

最後に

個人的にはトランプ氏が勝つのではないかと思っています。期待もありますが(笑)

・今年はコロナの影響で例年のジンクスが通用しづらいのではないか。

・世論調査では出ない「隠れトランプ支持者」の存在。

根拠は弱いですが、メディアの報道でトランプ支持者は大勢見えるのに対し、バイデン支持者は集会に少数であることが多々あった印象もあります。(支持者層の違いでもありそうですが)

米中の関係が悪化しつつある中でアメリカにはトランプ氏のような大統領が必要だと思います。

長くなりましたが、最後までありがとうございました。

今日の米市場が楽しみです!ノシ

※未来は誰にも分かりません。投資は自己責任になりますので無理のない範囲内で行いましょう。

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